「東南アジアの社会と文化研究会」のお知らせ

第6回 <2002/01/17>
立本成文 (京都大学東南アジア研究センター)
「宗教に関するフィールドワーク: トロタン・オランフル・マレー人」

 第6回定例研究会を下記のような内容で開催します。当研究会は開催二年目に入りますが、新年初回の話題提供者には京都大学東南アジア研究センターの立本成文さんにお願いしました。センターでの研究・教育・行政において長らく活躍された立本さんは、2002年3月末をもちましてセンターを去られます。研究会では、これまでのマレーシアなどにおける長年のフィールドワークの経験を振り返りつつ、宗教について語ります。多くの方の参加をお待ちしています。また、研究会終了後、懇親会を行いますので、こちらにも振るってご参加下さい。

●日時

2002年1月17日(木) 16:00~18:00

●場所

京都大学東南アジア研究センター東棟2階第1教室

●話題提供者

立本成文( 京都大学東南アジア研究センター)

●発表要旨

 最近海外宗教事情調査でマレーシアの宗教状況の調査を依頼されたことがある。これは調査を始めたばかりであるが、この話を種に、いままでの自分の民族誌研究(トロタン、オランフル、マレー人)の中で宗教をどのように捉えていたのかを回顧したい。信の問題に立ち入った学問論になるかもしれないが、実践的なフィールドワークの問題でもある。